オレンジジュースの種類

オレンジジュースには本当に色々な種類がありますよね。

各ブランドの一つ一つのオレンジジュースを挙げていたらキリがありませんが、ここではオレンジジュースの種類の大まかな分け方を紹介したいと思います。


オレンジジュースに使うオレンジの種類で分ける


オレンジジュースは普通、和名で甘橙と呼ばれるオレンジで作られます。その中にもバレンシアとかハムリンといった品種があって、どのオレンジで作ったかでもちろん風味が違うわけです。



さらに、いわゆるオレンジでない別種のオレンジを使ったものがあります。

そのひとつがブラッドオレンジという種を使ったブラッドオレンジジュースで、イタリアではとてもポピュラーな品種です。このブラッドオレンジジュースは日本でも発売されていますので、その甘みと酸味の絶妙なバランスが好きな方も多いかと思います。

もうひとつはいわゆる「みかん」と呼ばれるようなマンダリンオレンジを使ったオレンジジュースで、日本ではみかんジュースなどと呼ばれます。このマンダリンオレンジの仲間にはクレメンタインやタンジェリンと呼ばれる品種、そして日本の温州みかんなどが挙げられます。

濃縮還元オレンジジュースとストレートオレンジ果汁


オレンジジュースはさらに、製法で大きく二つに分けられます。

ひとつがいわゆる「濃縮還元」タイプで、オレンジから水分を完全に抜き、後から水を足したり加工して作る物です。輸送コストが下がるため、価格はストレート果汁より安く、オレンジに限らず安価な100%ジュースは大体この濃縮還元が多いです。

その逆がストレート果汁と呼ばれる物で、水分を抜くプロセスがないものです。海外で「not from concentrate」の表示があるものがこのストレート果汁に当たります。こちらも多く作られていますが、より果汁っぽい味です。

生絞りオレンジジュース


生絞りのオレンジジュースはオレンジの果実をそのまま絞って提供する物で、パスチャライズと呼ばれる低温殺菌の過程を経ないものです。

風味でいえばだんとつ果実を直接食べているものに近く、文句無く一番おいしいのですが、売っているところは少なく、値段も濃縮還元やストレートに比べて高いのが特徴です。

オーガニック(有機)オレンジの使用


い わゆるオーガニックブームで、有機オレンジを使う場合には有機オレンジ使用の表記がされていることが多いです。有機オレンジとは、化学物質を使わずに育て たオレンジです。子供さんに飲ませる方などはこういうことに気を使う人が多いと思います。オーガニックオレンジの味は申し分ないです。

缶ジュース、ボトルジュース


同じオレンジジュースでも缶にはいったものとボトルに入った物がありますが、缶の方がビタミンCが壊れにくいそうです。

果肉入り(つぶつぶオレンジ)、果肉無し


オレンジジュースに果肉がそのまま入っているのがいわゆるつぶつぶオレンジジュースです。生絞りの場合果肉が入っているのが当たり前なのですが、100%ジュースでないものや濃縮還元のものに果肉を足す「つぶつぶオレンジジュース」というものがあります。



こ こでは、大まかにオレンジジュースの種類を分けてみました。他にも100%オレンジジュースでないもの、人口色や炭酸やビタミンなどの添加物を足したもの などがあり、広義のオレンジジュースという種類の範疇に一応入ります。ただ本当のオレンジジュース愛好家は100%果汁しか飲まないと言う人も多いのでは ないでしょうか。

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